忍者ブログ
我が家のバケーションプランと旅行記。 将来のバケーションに備えて行きたいところを書き記すのだ。 N(エヌ)~: コメントくれよ~!
[18] [16] [14] [12] [11] [10] [9] [8] [7] [6] [5]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

朝起きたら、僕の目的は釣りである。Fyn島での釣りには、公式のSea Trout Guide Fynという本があって、Fyn島のポイントやTipsが書いてある。Denmarkのすごいところは、釣りのライセンスやこうしたガイドがインターネットで買えるところだ。(www.seatrout.com
こんかいも、このガイドを見て近隣のスポットを既に探してある。目指すのは、ホテルがある島と Svendborgの間の海峡に位置する小さな岬。途中に車を止めて、後は歩きだ。犬禁止という看板が山道の入り口にあったのだが、しばらく歩くとその訳がわかる。

「牛」 そう、牛の放牧だ。

 IMG_1342_R.jpg
実は、僕は牛が苦手だ。というか、牛は普通は柵で囲まれたところにいるのだが、釣りをするために、この牛と同じ柵のなかに入らなければならないのだ。ぶっちゃけ、怖い。一度、牧草地の間を通って釣りに行った時に、その時は柵の外側を歩いていたのだが、100頭くらいの牛に「餌をくれる人」と勘違いされたらしく、柵沿いに追いかけられたことがある。もちろん、柵がある以上、危険はないのだが、100頭の牛が一斉に動くと、地面が揺れるのだ。「もしかしたら柵を壊すんじゃないか?」と思い始めると、かなり 怖い。僕の最後は牛に踏まれて「圧死」なのか?などと考えてしまうのだ。

 

 

 

あ~あ、またかよ・・・などと思いながらも、釣りがしたいので仕方なく柵の中に入る。見渡す限り、奴らの姿は見えないのだが、しばらく歩くと、見つけてしまった。しかも、ここの牛。いわゆるホルスタインではなかった。 体はホルスタインよりも小さいのだが、なぜか 毛むくじゃら で 頭には、巨大な ツノ が生えている。 毛むくじゃらでツノ。 水牛みたいなその風貌は、それだけで威嚇してるように見えて仕方がない。小学生の時のマラソンのスタート直前の時の気分のような、おなかに来る 嫌~な感じ。 しかも、見つけられて目が合ってしまった。


別に目が合っても、単にウシは好奇心が旺盛なだけで問題はないらしいんだが、その風貌に負けて回り道をして、岬の先まで丘を突っ切るかわりに、浜辺を通ることにした。 しかし、浜に下りたら、早速違う牛に遭遇した。今度は丘の上から見下ろしてやがる。驚かせないように、でも目線ははずさないようにしつつも、逃げるようにやり過ごし。やっとの思いで釣り開始。本に解説があるとおりの浅瀬なのだが、非常に流れが強く、うっかりし倒れたら流されそうだ。手元にリトリーブしたフライラインが、手繰る側から流されてゆく。海に立っているよりも、川でウェーディングしているという感じだ。おそらく、浅瀬から急に落ち込んでいて、そこに魚が付いているのであろう。しかし、意外に風がつよく、また、水深があって淵までは近づけない。浅瀬には、高潮の影響なのか、ベイトも見当たらず。そのまま、ボウズで終了。

ポイントからみたSvendborg

IMG_1324_R.jpgIMG_1322_R.jpg

 

 

 

 

 

 


 

 いそいそと荷物をまとめて、浜辺に牛がいないことを祈りつつ来た道を戻ると、嫌な予感は的中。 毛むくじゃらの群れが、よりによってゲートの直前に移動していた。 しかも、2頭くらいが浜辺ぎりぎりで草を食んでいる。

IMG_1343_R.jpg驚かせてはいけないので、それとなく存在をアピールするのだが、見つけたら見つけたで、にらまれる。10頭位はいたであろうか? 仕方なく、海の中を歩いて戻ろうと思ったが、底がヘドロであるけない。にっちも、さっちも行かない状況って言うのは、まさにこういうことで、仕方なく、海の中に立ち尽くし、Nには 牛に囲まれて身動き取れない旨を電話で伝えて、牛どもが興味を失って、落ち着くのをまつ。15分くらいやり過ごして、最後は度胸で戻ってきたのでした。

 

 

しかし、牛のことをフレンドリーだの、好奇心が旺盛と、別に牛と言葉を話して分かり合える訳でもない人間に、いくら説明されても、まったく説得力ないってもんです。

その後の話は、また。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
うし
牛を怖がる大人なんて~と思いつつも身近で見たら以外に大きいんだよね。
マタドールとは訳が違うんだからこの際逃げるが勝ちですぅ たった一人なのだし。
しっかし~ ごくろーさまです。 でも-こんなことまで、やってみようというのが良いとこなんジャー無いのか知らん!?
MAMADASU 2006/12/05(Tue) 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カウンター
最新CM
[11/12 DSLR-A850]
[03/21 NONAME]
[01/31 gambling casino]
[12/20 Preston Kidd]
[04/06 Yu]
最新記事
ブログ内検索
バーコード
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
Powered by ニンジャブログ  Designed by 穂高
Copyright © 行きたいところ 行ったところ All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]